2011年3月13日日曜日

幸手市西関宿の現状

テレビや新聞で流された幸手市西関宿の隆起・陥没した道路の現状です。隆起した場所には、砂が多量に吹き出していました。





復旧作業がすでに始まっていました。この場所から、五霞町、栗橋町と一直線上に隆起をしているようです。地震直後には、数センチの段差しかなく、車も通常通り通行していたようです。ドライバーの通報により、道路を封鎖した直後、陥没したそうです。幸いにも人的被害は、ありませんでした。


しかし、隆起した地面によって建物が持ち上げられている箇所もあり、住宅が傾いているそうです。



幸手市内で最も多い瓦屋根の被害です。いろいろな場所で棟(ぐし)が壊れています。瓦屋さんがあまりのも数に現在ほとんど対応できておりません。明日から雨ということですので、とりあえず、ブルーシートで応急処置をしています。ただ、土日ということもあり、瓦の供給がはっきりせず、いつ直せるかがわかりません。

東北地方太平洋沖地震

東北地方太平洋沖地震により被害を受けられました皆様に心からお見舞い申し上げます。

また、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

毎日、数百人の被害者数が報じられ、いったい何人の方が犠牲になったのか、被災地の早急な、救助を願うばかりです。

当社社員やその家族は、全員無事で、自宅の花瓶やお皿が割れた程度ですみましたが、昨日から、瓦屋根が崩れた、ブロック塀が倒れたとのお客様からの電話が多く鳴っております。

特に古い住宅の瓦屋根と大谷石の塀が倒れております。斜めになっていて今にも倒れそうな塀も多くありますので、できるだけ、道路の中央を歩いてください。

新しい住宅でも、基礎と連結されていない、玄関ポーチ、車庫などと住宅基礎が離れてしまい、一部下がっている家もありますが、地盤改良をしていない部分が、下がっただけですので、心配はいらないと思います。

建築中の現場も不具合がないか検査中ですが、今のところ不具合は見つかっておりません。
また、クリナップの工場が福島県にあることから、設備の納期がわからないとの連絡がメーカーから入っております。

また、幸手市の不動産会社数社で、東北地方の方のために今できることがないかを話し合っています。